DELTA角のみ機

 これはオクの中古品
でハンドルのないジャンク品を5,000円で落札した物です。当初、どのように直そうかと途方に暮れましたが、コツコツと直して何とか使えるように改造したものです。
 実はこの修理時の写真が確かあったはずなのですが見つからないので、iphone6+で撮り直しました。
手振れ補正がとても強力です。後からみてとてもきれいに撮れているのには驚きました。工房内の汚い埃までくっきり撮れてしまっています。これならデジ一眼はいらないかも・・。









自作の芯が見えます。文章による説明は分かりにくいかもしれないですが、芯に隙間があるのは歯車を回すための突起を引っ掛けるためです。この加工にとても苦労して手間がかかりました。



幸い中のギヤ類は残っていたので、ハンドルの芯をギヤの芯に合わせ加工して、ハンドルは水道管パイプで代用してます。ちょっと暗いですが奥の歯車がそうです。


自作ハンドル(古い水道管です。もっときれいなものにしましょうね)と芯棒。
とにかくこの重量のある鉄の塊上下させるのですから、最も力が懸かる部分。


モーター部を上下させる背の部分。ラックアンドピニオン。ほとんど鉄の塊。このあたりの作りは「オフコ」さんで販売されてるJETの角のみ盤よりずっと堅牢です。


反対から


しかし、この角のみとても重たいです。35kg以上、いや40kg位はあると思います。なにしろそのままでは工房まで運べなかった(情けない)ため、支柱部分と台座を分解して持ち込む必要がありました。
ボール盤といい角のみ機といい
何故こんなに重たいんでしょうね。まあ、おかげで大きく固い材料も安定して加工できる訳ですが・・・。

電動工具のなかで「角のみ機」の使用頻度はとても低いのですが、ちょっとした四角の溝を掘りたいときなどにとても便利です。

小物の作品でも紹介していますが、下のペン立ては
固い花梨の角材を試しにこの「角のみ機」で掘ってつくったものです。









時々、電源入れても回転せずブーンと唸って回らなかったり、また逆回転したりといったことがあったので、分解して確認しました。


始動コンデンサの劣化と思ったので、問題のコンデンサを探しますが見つかりません。


この部分はハンドルを付けたときに見ていますのでここには無いはず。


よく考えたら、こんなところにある訳がありません。



はてな?と思い、左横のスイッチボックスを開けてみたところこの中にありました。
思ったとおり、コンデンサがこのような状態で変形して膨らんでます。
仕様をみると30uf 300v というものです。


内容物まで飛び出してますね。





仕様と同一のものをネット通販で探しましたが、容量と電圧が同じものがみつかりません。
仕方ないので、一番近いものを探して購入しました。オリジナルは300Vですが、これ400V仕様です。たしか楽天で2,000円ほどだったと思います。
コンデンサって高いですね。



モータースタート用ACコンデンサー30uF/400VAC





さてこの購入したコンデンサですが、大きすぎて元の場所に入りません。


このブラブラ状態のままにする訳にもゆかず・・。







仕方なくフタ部分に穴をあけこんな感じにコーキング材で収めることにします。



ちょっと出っ張りましたが、作業の邪魔にはならないのでこれでよしとします。





始動も回転もスムーズでOKです。


重量があるのはこの支柱と台座があるためでしょう。どこもかしこも堅牢そのものです。


ここまで修理するのに掛かった費用

モノタロウさんで購入:ハンドル用の心棒800円位だったかな
楽天で購入:始動用コンデンサ:2,000円
落札代金 5,000円

以上、で7.800円。ジャンク品としては想定内でしょうか?

<追記>
角ノミ刃は「オフコ」さんでJET用のものを購入してきて使ってますが、全く問題ありません。
あと、ボール盤の親戚のようなものですので、ボール盤のようにもつかえるのですが、チャックから下
のドリル刃が出る部分まで5cm以上あるため、短いドリル刃では刃先が出てきません。このあたりの作りからして、やはり角のみ専用機でしょうね。

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